DLL開発マニュアル



VisualC++での開発例です。

【例】
#define DLLEXPORT __declspec(dllexport)

extern "C" {
DLLEXPORT int Sum(int nA, int nB);
}

Sys42IDEのコンパイラが読むヘッダファイルをHLLファイル と言います。DLL関数と一対一に対応するようにHLL ファイルを作成します。

【Calc.hllファイル】

int Sum(int nA, int nB);
HLLファイルに記述可能な型の名前は、 こちらを 参照して下さい。

作成したHLLファイルを、HLLフォルダに入れます。 次に、プロジェクトファイルのHLL = { ... }という項目に、

HLL = {
"Calc", "Calc",
}
という風に書きます。1つ目はHLLファイル名(拡張子は省略 して下さい)で、2つ目はSystem4.2言語上で書くHLL識別名 です。

ソースコード上では、

int nResult;
nResult = Calc.Sum(10, 2);
という風に書いてDLL関数を呼び出します。

作成したDLLは、System40.iniに
LoadDLL = {
"Calc.dll",
}
という風に、LoadDLL項目に追加して下さい。

DLLは上から書いた順番にロードされ、終了時は逆順にアンロード されます。DLL間に依存関係がある場合はご注意下さい。